【必見】大学無償化(高等教育無償化)の対象とは❓分かりやすく解説

以前から気になっていた「大学無償化」問題
賛否両論あることは承知していますが、生活の苦しい我が家では「対象者になれるのなら恩恵を受けたい!」とうっすら期待していました。そしてついに「大学無償化」は2018年12月に閣僚会議で決定され、2019年4月10日「大学等修学支援法」が参院本会議で賛成多数で可決、成立しました。

大学無償化」に期待が膨らむ一方、対象者は?対象大学は?全額無償なのか補助なのか…知りたいこともわからないことも多すぎて、一般的な主婦である自分が理解できるのかとても不安です。まず、1つずつ紐解く気持ちで調べていこうと思います。

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大学無償化とは?

正式には「高等教育の修学支援新制度」という名称です。

ーその概要は

意欲ある子供たちの進学を支援するため、授業料・入学金の免除または減額と、返還を要しない給付型奨学金の大幅拡充により、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校を無償化する(令和元年10月に予定されている消費税率10%への引上げによる増収分の一部を財源とする予定)。令和2年4月から実施。

(文科省HPから抜粋)

ー対象やその内容を簡単にまとめると

  • 支援対象となる学校種】大学・短期大学・高等専門学校・専門学校
  • 支援内容】1授業料等減免制度の創設 2給付型奨学金の支給の拡充
  • 支援対象となる学生】住民税非課税世帯 及び それに準ずる世帯の学生[(令和2年度の在学生(既入学者も含む)から対象)]
  • 財源】少子化に対処するための施策として、消費税率引上げによる財源を活用、国負担分は社会保障関係費として内閣府に予算計上、文科省で執行

文科省のホームページにその詳細が載ったPDFがありますので、ご参考に。
支援対象になるには、いろいろな条件があります。やはり誰もが支援されるわけではないのですね。まずは自分が対象者か、対象大学に進学するのはをしっかり調べる必要があります。

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支援の対象となる学校は?

令和2年4月から始まる新制度の支援対象となる学校一覧ウェブサイトで公表されました(9月20日公表)。
大学・短大は97%高専は100%の学校、専門学校は62%の学校が対象のようです。高専が100%というのはすごいですね!大学・短大も97%の学校ということで、進学者たちの期待が高まります。

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写真はイメージです

我が家の場合

① うちの子の学校は対象内?調べると…

第一子は卒業なので、対象外…ちょっと残念。
第二子は大学在学中。都内の私立大学・理系学部なので学費が本当に高い!我が子の大学が対象大学に入っていますように!と願いながら確認してみると…
あった!ありました!結構、多くの大学名があるな~と感心してしまいました(PDFはこちら)。
大学無償化に少し近づいた気になりました。

② 対象学生の範囲内?

冊子では…

学業・人物に係る要件
○ 支援措置の目的は、支援を受けた学生が大学等でしっかり学んだ上で、社会で自立し、活躍できるようになること。進学前の明確な進路意識と強い学びの意欲や進学後の十分な学習状況をしっかりと見極めた上で学生に対して支援を行う。 

○ 在学中の学生については、直近の住民税課税標準額や学業等の状況により、支援対象者の要件を満たすかどうかを判定し、 支援措置の対象とする。また、予期できない事由により家計が急変し、急変後の所得が課税標準額に反映される前に緊急に 支援の必要がある場合には、急変後の所得の見込みにより、支援対象の要件を満たすと判断される場合、速やかに支援を開始する。

 

とあります。第二子はいまの所、勉学に励んでいる真面目な大学生だと思うので(高校生のときは心配することも多かったけど)、学業面では心配なさそう。

③ 所得に関する要件と目安年収

これが1番の問題かと思います。「住民税非課税またはそれに準ずる世帯」とあります。
うーん、やはり低所得の世帯対象なので難しい…
所得範囲をもう少し広げてほしい、せめて減免助成してもらえないかしら。

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自己推薦入試で辛かったこと

大学無償化によって救われる学生

我が家は裕福ではないので、子供2人を大学に通わせるのは本当に大変です。

大学では授業料のほか諸費用・交通費・食事代なども必要となり、子供たちもバイトをしながら学業をこなしています。それでも大学で学ぶ意義は大きく、子供達はたくさんの知識や広い視野、コミュニケーション能力を得ることになるでしょう。貧富の差が学力の差になって欲しくはない、勉学意欲のある若者が大学進学できる社会になることを願っています。

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この記事を書いた人

@mamamac

このブログの執筆者です。たぶん管理人にされつつありますが、いやいや感をださないように心がけ生活情報を楽しくお送りします。よろしくお願いいたしますね。