GoPro HERO9が43,000円の罠!サブスク購入と解約の注意点まとめ

GoProHERO9の罠

GoProHERO9の素晴らしい機能てんこ盛りはもちろん、公式で43,000円で購入できる激安さで即購入を考えたみなさん。サブスクリプション契約がその条件だと知っていますか?激安購入の落とし穴や注意点をここにまとめて、一番賢い、損しない方法で購入する方法と、サブスク解約の一番いいタイミングなどをわかりやすくまとめました。そろそろ解約しなきゃなー、と思ったらここに来て確認してください。

2020年9/30更新

上のtwitterのやりとりの通り、GoProに直接問い合わせた人の情報によると、サブスク購入時の注意事項に記載されていたような差額返金(いわゆる、事実上の違約金=2年縛り)は発生しないとの返事が、公式アカウントより寄せられたようだ。下記に記載されているような不安を感じることなく、安心して、割引購入できると言っていいと思います。この件、しばらく経過を追って情報入り次第更新いたします。

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GoPRO HERO9 サブスク購入の本当の価格

GoProHERO9の公式サイトにはサブスク特典価格43,000円と記載してたり、その価格でパーソナル広告がばんばん出ているが、実際は購入2年目のサブスク更新(6000円)が特典価格の必要条件。つまり実際の特典価格はその合計…

43,000円

49,000円

もちろんここには価格以外の以下の特典が付く

①無制限のクラウドストレージ

②交換保証

③公式ストア割引

コスパを最大にする

  • 上記のサブスク特典を最大限に使うことがコスパ最強の道
  • 特に無制限ストレージを最大限有効に

無制限ストレージの罠

DropBoxやCreativeClowdユーザーにとって無制限ストレージと聞くと「ウヒョー!」と思うかもしれないが、GoProが運営しているクラウドストレージは、DropBoxとは比べ物ならないほど使い勝手が悪い。新規フォルダ作成ができないのはもちろん、プレビュー表示がデフォルトで、ファイル名表示がない上、共有リンクから見たユーザーはレスポンシブなメトロインターフェースライクな不要UIで出迎えられ、クリエイターにとって、とても「ここで順番に動画チェックしよう」という代物ではない。家庭用のクラウド、といった印象だが、時系列もファイル名もフォルダも表示されないので、ただ突っ込むだけのクラウドストレージという使えない仕様なのだ。

とほほなGoProクラウドストレージ

GoProのクラウドストレージの特徴をざっと並べると

  • フォルダ分けできない
  • ファイル名表示されない
  • 共有画面UIがみにくい

なんでこうなった…;

無制限に頼りすぎないよう注意

このありがたいクラウドストレージが、無制限だからといってどんどん大切なデータをアップロードしていると、DropBoxなどのように、気がつくとどれが大切なデータかわからなくなったり、バックアップディスク容量がなくて、ダウンロードできない量になってしまったり、つまり解約できない状態に陥る罠がひそんでいるので、無制限に頼りすぎないよう注意すること!

動画の自動アップロードの不安定さにも注意

充電中は自動的にクラウドにアップロードしてくれるというGoProの説明だが、その動作はとても不安定だ。GoProのWifiが切れやすいのか、アップロードされないことが頻発する。そうなったら、手動アップロードや、リセット、背面液晶から操作して試行錯誤をして決して「自動」と言えるしろものではない。これも環境によるものかもしれないが、自動アップロードに過信や頼りすぎないように注意を。

このように、決して無制限でバンバン使える!ってシロモノではない。無制限、という言葉だけの広告に踊らされないよう、冷静さを保ち注意しよう。使い方としては、巨大な動画データを数個だけ誰かと共有したい、そんな使い方を求めているかどうかだろう。DropBoxで動画共有するには制限を超えてしまいそう、という方にGoProストレージは向いているといえそうだ。

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最安購入のサブスク解約タイミング=13ヶ月目

つまり2年目直後に解約に動くことだが、GoPro公式から解約是非を問うメールが届くので見逃さないように注意すること。そのメールには購入者自身の解約タイミングが案内されている。(○月○にちまでに解約しないと課金されます。といった内容のメール)

  • サブスク購入契約の13ヶ月目に解約(2020年9月19日購入の場合、2021年9月20日から1ヶ月以内程を目安)
  • 12ヶ月以内だと違約金11,000円(定価54,000円 – 特典価格43,000円 = 差額)
  • 解約しないと永遠にサブスク費(6000円/年) 
2年目の心構え

①3年目に入る前までクラウドデータを徐々に移動
②3年目に入る直前に本体コンディションをみて、不調なら必ず交換
③3年目に入る前まで、周辺機器を公式割引で購入しておく

2年目に入った場合

  • クラウド、割引、保証、すべてなし
  • メルカリ・ヤフオクで売ろうが自由
譲渡されたGoProは特典対象外

サブスク特典対象外なのでご注意を。本人アカウントと本体がネットで紐付けされていて特定されていると思います。

この時点でオークション大量流出か

一番コスパの良い上に挙げたタイミングで解約したGoProHERO9は、2021年10月中旬ごろから急にヤフオク、メルカリに大量出品されることが予想される。HERO9を中古で購入したい人は、2021年10月以降が最大値崩れポイントなことを知ったうえで賢く落札しよう。

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参考サイト

同じことを訴えているブログや動画です。(2020.9.20以降の更新で、2年縛りはない、との公式からの返事があった模様)

GoPro Quikの使い方

GoProにはQuikという動画編集ソフトがある。HERO9から色々とスマホ版やサブスクなどが加わり、各種機能が統廃合され機能が変わったのでどのようなソフトなのかここにまとめた。

GoPro公式アプリを使った動画編集のポイント

Premiereなどと違いGoPro公式動画アプリには独特のルールがあるのでまずは抑えておこう。

それぞれの特徴概要

  • PC版Quik:スマホ版に加え、GPSマップやスピードグラフなどの機能が追加されるなど機能豊富
  • スマホ版Quik(GoProアプリと統合):GoProカメラコントロールや設定にWi-Fiでアクセスできる

機能比較表

まだ確認中だが、以下のような機能の差がある。見つけ次第更新します。

機能アプリ版PC版(Quik)
カット数16個くらい?16個くらい?
ハイライト数14個くらい?14個くらい?
時間制限30秒、1分30秒、1分
GPS地図表示機能
(Gauges)
動画データ写真に保存設定で指定のフォルダに保存
問題点Premiereで保存したデータと重複し容量圧迫してしまう
カット数が少なすぎる

ハイライト数(カット数)制限があり、長尺な動画には不向き。SNSでの公開が大前提ということ。

アプリ共通の問題点と使用要領まとめ

  • 1分で抑える手軽な編集として使うこと。ガチ編集は絶対無理。SNS用。
  • 1クリップだけでハイライトをつけ書き出すパターン。
  • 長尺データやクリップの多さはフリーズ頻発し作業にならない。

GoProHERO9の夜間撮影

暗所撮影がとても苦手なGoProだが、諦めるところは諦め、一番きれいに撮れる方法を模索した結果、下記方法が導き出された。

ベストな夜間設定の一例

  • 4K・30〜50フレーム
  • ISO100/800
  • Wバランス:5000K
  • ハイパーブーストOFF
  • 水平維持:なし(リニア)
  • これをジンバルで撮影すること
これ以外で撮影するとブレる

ハイパースムーズや水平維持ONで撮影すると、夜間撮影ではネオンを中心に明るいところがブレて見るに耐えない動画になってしまう。

参考動画

この記事を書いた人

生活技術

忙しい生活をまとめてシンプル。新しいライフスタイルを提案するネットマガジン「生活技術」の編集長です。記事へのコメントはご遠慮なくどうぞ。気になることやご不明な点などありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。