クールジャパン押し付けはNG!在日外国人インフルエンサーこそ購買行動をグリップできる「Grippp」誕生!

在日外国人インフルエンサーgrippp

日本初の在日外国人インフルエンサーサービス

総フォロワー数1億人超の海外ネットワークと、国内の在日外国人インフルエンサー(217カ国5万人登録)で、ターゲット国の言語、価値観で日本の魅力や情報を発信することによって、より効果的に外国人の心をつかむ(Gripする)、日本初のグローバルインフルエンサーマーケティングサービス「Grippp」が2018年11月からスタートした。

Gripppサービス提供開始の背景

訪日外国人旅行者数4000万人、旅行消費額8兆円を2020年の政府目標として、インバウンド市場は急速な盛り上りをみせている。自治体や観光関連業界のみならず、各業種・業界でもインバウンドへの期待が高まり、インバウンドを取り込むための取り組みが活発になった。

在日外国人インフルエンサー

異国の風習や価値観PRに高いハードル

その様な状況下、インバウンド施策を企画・支援するサービスや、グローバルなマーケティングサービス等も増えているが、言葉の壁以外にも、日本人とは異なる風習や価値観を持ち、異なる消費行動をとる外国人に対して、効果的な施策を打つのはまだまだ難しい。

Gripppまた最近では、インフルエンサーによるマーケティングも盛んになり、マス広告によって不特定多数に情報をばら撒くよりも、ニッチにターゲットを絞ったインフルエンサーを使って、結びつきの強いフォロワーに情報発信する方が、信頼を得られ、具体的なエンゲージメント(購買行動など)につながりやすいと言われている。

訪日外国人の場合は旅の1ヶ月前に、SNSを使って日本の情報収集をする割合が高く、SNSマーケティングが旅まえでの最も効果的な伝達手段になっている。しかし現状では海外のインフルエンサーを登用するにも、どのインフルエンサーが適しているのか分かりにくく、各国の言葉で個別にキャスティング交渉するのは至難の業だ。

また一括りにSNSといっても、国毎に良く使われているメディアは異なり、その特性や消費行動との関わりは複雑かつ変化が著しく、その国の事情に詳しい人でなければ、有効な活用方法は見い出せない。

在日外国人インフルエンサー

各国出身の人材採用しローカライズ

仮に最適なインフルエンサーとメディア戦略を見つけられたとしても、日本人の感覚で良いと「思いこんでいる」コンテンツを、日本人の感覚で良いと「思いこんでいる」伝え方で押し付けても効果は薄く、本来はターゲットとなる国の人と同じ文化、価値観、言語を共有する同郷の外国人が、その国の感覚で良いと思えるコンテンツ、伝え方で情報発信してもらわなければ、外国人が共感し、消費行動に移ることはないだろう。

そこでGripppでは、日本人の感覚を押し付けることをやめ、各国毎に各国出身のディレクターを採用することでその国でその時最適な戦略を企画・運用できる体制を整えたという。

「Grippp」2種類のサービス

インフルエンサー登用に関しても、用途に合わせて2種類のサービスを用意。海外在住で日本への関心が高く、フォロワー数が数万人~数百万人と圧倒的に多い海外在住インフルエンサーを使って、一気に広く情報を拡散させるサービス「Grippp」と、日本在住でリアルな日本の魅力を熟知する在日外国人インフルエンサーを使って、分野別にエンゲージメントの高い発信ができるサービス「Grippp@JP」だ。2つのサービスを併用することで、より効果的なグローバルインフルエンサーマーケティングを目指すとしている。

Gripppの概要

「Grippp」サービスの概要

Gripppでは、日本の情報を海外に向けて発信する際、ターゲットとなる国、ターゲット層、情報の内容や規模、目的等をもとに、その国の消費行動プロセスに応じて最適なインフルエンサーとメディアを選定し、企画・制作・キャスティング・イベント運営・発信管理・レポーティングまでサポートする。またフォロワー規模と日本在住かどうかによって、以下の2つのサービスを用意しており、案件に応じて適宜使い分け、併用も可能だ。

Gripppのインフルエンサーマーケティング

1「Grippp」サービス

ターゲット国で数万~数100万規模のフォロワーを持ち、メディアパワーのあるインフルエンサーであるGripper(グリッパー)を登用。登録、提携しているGrippperネットワークはアジア圏を中心に、総フォロワー数は1億人を超えるという。

Gripppサービスでは、Grippperの圧倒的なメディアパワーを活かして、商品やサービスを一気に広く拡散し、認知を獲得をその役割としている。

在日外国人インフルエンサー

2「Grippp@JP」サービス

就労ビザの確認が取れている217カ国、5万人以上在日外国人インフルエンサーを登用。日本の魅力を熟知し、分野別に関心もエンゲージメントも高いフォロワーを持つ在日外国人インフルエンサーを登用することで、フォロワーの商品/サービスへの理解を深め、行動/購買の後押しとなる情報を発信。

また日本国内でのイベントに参加し、体験型コンテンツを実際に体験してライブ感のある情報を発信する。

Grippp@JPは、在日外国人インフルエンサーの中から公募するため、募集案件の分野に強いインフルエンサーが集まりやすい。

(登録者数は2018年11月21日現在)

Grippp」と「Grippp@JP」を併用して組み合わせることが、長期的なマーケティングの要になる。「Grippp」で広く認知を取り、「Grippp@JP」で消費行動につなげるような施策が非常に有効であるとGripppのプレスリリースは伝えている。

「Grippp」のサービスの活用例

インバウンド向け 商品レポート型
プロモーション
Ex. コスメメーカー
訪日外国人が旅行中に商品を購入してくれることを期待して、旅前に製品を認知してもらうためにGripppを使ってPRし、認知を広める。さらにGrippp@JPの在日外国人インフルエンサーにサンプルを配布して、より詳細な使い方動画を投稿してフォロワーの理解を深めることで、製品のファンを増やすことが可能に。
インバウンド向け 現地体験型
プロモーション
Ex. 地方自治体
訪日外国人を呼び込むため、外国人に観光地を体験して感想を拡散してもらいたくても、外国在住の人気インフルエンサー登用のノウハウもなく、旅費も含めて非常に費用がかかる。一方Grippp@JPでは、近くに住んでいて、報酬も比較的安価な在日外国人インフルエンサーを多数登用することができ、現地体験レポートによってライブ感のあるPRが可能に。
アウトバウンド向け PR+越境EC型
プロモーション
Ex. 美容関連メーカー
中国に進出したくても、消費行動プロセスが複雑かつ日々変化しているため、どの様にマーケティングして良いか分からないメーカー、あるいは進出してみたものの現地法人任せで上手くいっていないメーカーの要望に応えます。薬品成分の輸入規制があったり、物流もどこに頼めば安心なのか分からない… その様な時にまずはGripppが独自に運営する越境ECチャンネルとインフルエンサーを使って手軽にテストマーケティングを行い、手応えを見ながら本格的な越境ECスキームを組むことも。

Gripppでは今後の展開として、在日外国人インフルエンサーGripper@JP)を中心に、日本の魅力を海外に発信するメディアを運営する予定だとか。
ユーチューバーとしてデビューされるのか、インスタグラマーなのかは発表はないが、メディアを通じてGripppGrippperの認知も向上させることで、インフルエンサーマーケティングサービスとの相乗効果を狙うと伝えられており期待が高まる。

Grippp

Grippp  WEBページ

「grippp」お問合せ先

株式会社TOKYOJP  grippp事業部
TEL: 03-4405-6652
FAX: 03-4586-6314
Email: support@grippp.jp

この記事を書いた人

生活技術

忙しい生活をまとめてシンプル。新しいライフスタイルを提案するネットマガジン「生活技術」の編集長です。記事へのコメントはご遠慮なくどうぞ。気になることやご不明な点などありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。